トニー賞に嫌われたFinding Neverland
2016/04/02
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Finding Neverlandは批評家受けがイマイチで、トニー賞ではなんと!ノミネート”0″でした。
ハリウッドの映画プロデューサーであるハーヴェイ・ワインスタインがBWに乗り込んできた事が嫌われたとも言われています。
正式オープン後のレビューも賛否両論でした。
一方でツイッターなどでみる一般のお客さんの反応は決して悪くないようです。
その辺の理由を考えてみました。
- ピーターパンという物語を抜きにしては、成立しえない物語である。
Wickedとオズの魔法使いの関係と似ていますね。
観客がピーターパンに慣れ親しんでいることを前提としていますし、Wicked 以上にピーターパンという物語への依存度は高いです。
なんといってもアレがありますから。
“If you believe, clap your hands!” 妖精を信じるなら、みんな手を叩いて!
これは正直反則でしょうw
Wickedもオズの物語を未見の人には辛いと思いますが、知識がない人が見てもけっこう楽しめるのではないでしょうか。
日本の場合、四季の舞台を見てからオズの魔法使いを見た人も多そう。
Finding Neverlandはピーターパンを知らない人にはかなり辛いものがありますが、日本でさえもピーターパンの知識が全く無い人は極少数と思われるので、ここは問題にならないと製作者側は判断しているのでしょう。
ですが、単独の物語としてはどうなの?という疑問はあります。
- 楽曲が弱い
おすすめの理由と矛盾してる?
確かに名曲揃いですが、強烈に印象に残るキャッチーなナンバーがないのは痛い。
Finding Neverlandのサントラは聴けば聴くほどという感じで、劇場を出た後に思わず口ずんでしまうような曲は…残念ながらありません。
(人によって意見が分かれるところでしょうが)
Matildaには、”Nauthy”, “When I Grow Up”, “Revolting Children”があり、
Mary Poppinsならば、”Chim Chim Cher-ee”, “A Spoonful of Sugar”, “Supercalifragilisticexpialidocious” だけでなく、他にもすぐに口ずさめるメロディーが溢れていますよね。
最初にFinding Neverlandを見た時にめちゃくちゃ感動したにもかかわらず、1ヶ月後にネットで動画を見た時に覚えていたメロディーはありませんでしたw
一応、”Believe”, “Neverland”, “When Your Feet Don’t Touch the Ground” あたりが、Finding Neverlandの主要ナンバーだと思いますが、先の例と比較するとかなり弱いと言わざるをえません。