A Bronx Tale
2017/01/12
Warning: Use of undefined constant ‘full’ - assumed '‘full’' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/fiesta7070/fiesta7070.com/public_html/wp-content/themes/giraffe/single.php on line 46
Amelie の次に見た新作がA Bronx Tale (間にFiddlerを挟んでますが)
2016年2月にPapermillでトライアウトをやって11月からBW上演していますが、アラン・メンケン作曲という程度の予備知識でした。(トレイラーも未見だった)
映画原作なのですが時間がなくて粗筋を読んだ程度の予習での観劇となりました。
主人公(カロジェロ)は少年時代にマフィアのボス(ソニー)が人を殺すところを見てしまい警察に目撃者として連れて行かれるが、面通しで犯人じゃないと嘘の証言をしたことでソニーに気に入られることに。
それ以来カロジェロは何かとソニーを関係持ち続けるのですが、当然ながら普通の人である父親(ロレンツォ)にはそれが気に入らない。
といってもソニーはカロジェロをマフィアにするわけじゃなく、不良との付き合いをやめさせたりでこちらもある意味息子のように接するのです。
カロジェロは黒人の女の子に恋をするのですが、その過程で事件が…という流れ。
以下、簡単な印象を。
- WestSideStoryのようなJerseyBoysのような(この2つは看板にも書いてある)MenphisのようなNewsiesのような感じだった。(Newsiesは舞台セット的に)
- これも主人公の少年時代から物語はスタートするが、成長した主人公が語り手として最初からずっと出ていて、子役と同時にステージ上にいることが多々ある。(アメリは大人になった後のシーンで子役が要所々々で出てくるので少し違う)
- 私が見た回は子役はアンダーの子だったが目がすごく印象的だった。(目ヂカラがあるというか)
- 少年のカロジェロがソニーに教えられてサイコロを降る場面があるんですが、シェイカーが効果音として使われていたのが印象的。こういうのが好きなもので。(下にあるPapermill版トレーラーに一瞬入ってます)
- 少年時代が終わると主人公は高校生なんだけど、高校生には見えずかなり無理がある。
- だから高校生は途中経過で最終的には大人、少なくとも青年時代まで物語は続くのかとおもっていたら、高校生で終わる。あれ?
- だったらもう少し若い役者(あるいは若く見える役者)を使ってほしいんだけど…
- 主人公の父親役に見覚えがあると思ったら、Legally Blondeでウォーナー役だったRICHAD H.BLAKEでビックリ。
- この2人が父親と息子に見えないんだなー
- でも調べてみると、父親役41歳、息子役24歳でそこまでおかしくもなかった。アジア人から見ると白人は急に老けて見えるようになるという現象ですね。
- マフィアのソニー役はBullets Over Broadwayで見たNick Corderoで、同じような役柄ってこともあってすぐに分かった。彼は38歳で父親役のリチャードより下なのか!役のせいもあるけどものすごい貫禄で、彼と息子役のBobby Conte Thorntonの並びには違和感はない。
- 既に記憶があやふやですが、黒人の女の子とデートすること(もしかするとソニーの所に入り浸っていること)を親に咎められた主人公が家を飛び出す(といっても家出するってわけでもない)シーンで1幕が終わり、舞台上は演出的には盛り上げるんだけどストーリー的にはさほどでもなくチグハグに感じた。
- そのせいもあってか2幕冒頭は黒人の彼女を中心としたダンスナンバーが激しくて見ごたえもバッチリなんだけど、取ってつけたような印象も。
- ラストはソニーとの別れ(まあ予想通りと行っていい展開)と、父親との和解というか理解、反抗期の終わり。これはいいんだけど父と息子がオッサン同士に見えるもんだから…
- ちなみに彼女とは結ばれるわけじゃなく青春の1ページで終わり。時代背景を考えれば彼女と結ばれちゃうとヘアスプレーのペニーみたいになって、「これからの2人は大変だろうなぁ」などと感じてしまうからこの処理で正解なんでしょう。
粗筋を読んだだけにしてはついていけたと思うけど、
助手席のドアを開けて彼女を先に乗せ、運転席側に戻る時に車の後ろの窓から彼女を観察しろ。彼女が運転席側のドアロックを空けてくれたら大切にしろ、空けずにいるようならさっさと別れろ。
初恋(かは知らんけど)のエピソードで、ソニーが主人公に車を貸して女の見分け方を伝授するシーンですが、ここはあらかじめ読んでなかったらよく分からなかったかも。
アラン・メンケンが好きで見に行ったのですが、これは1回で充分かな。
ディズニー系やSister Actなどは大好きなんですが、今回はジャンル的にもそこまでハマらずって感じかな。それにしてもアラン・メンケンはどんなジャンルでも作曲できるんですねー そこは本当にスゴイです。
ラッシュチケットを買いましたが、雪が積もっていて雨という天気だったせいもあってか、販売開始30分前の9時半着でも10人以内ぐらいで楽勝でした。
$39で1FのAA101という中央ブロック最前列の端だったのですが、ほんとに舞台のすぐ前で手を伸ばせば舞台に届くぐらい。普通は見にくいと感じる席でラッシュで当然な席ではあります。個人的には全然問題なし、後ろの方よりは全然いいです。
舞台の前方縁まで役者がくると見上げれば鼻の穴ってぐらい近いですw ダンスナンバーはド迫力、あまりに近すぎて床の振動が感じられるぐらいでした。
そうそう、この街灯からも連想されるかもしれませんが、オープニングのシーンはJersey Boys(といっても映画)を思わせるものでした。
Papermill版の動画を見ると主役の人は変わってますね。でもこっちの人も高校生には見えないなぁ。 < しつこいw
そのへんこだわってほしいと思うのは少数派なんでしょうか?