in transit
2017/01/09
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ニューヨーク2日目のマチネ A Bronx Tale 後のソワレで見たのが in transit
Playbillの動画を見て、このサウンドでミュージカルやるの?一体どんな舞台なんだーーーと見てきました。
- アカペラミュージカルって?と思ったけど、案外普通。でもシビれたよ!
- オーケストラなし、11名の出演者だけで全てのサウンドを奏でます。スゲー
- 上の曲はオープニング曲、その後ずっとゴリゴリのアカペラかというとそうでもなくて案外普通。だけどオケなしでも全く違和感ないのがすごい。
- オープニング曲のDeep Bneath the City/Not There Yetは本当にカッコいい!サントラ購入決定。だけど今のところリリースのアナウンス無し… サントラには是非、最初の注意事項的な部分とチェイサーも入れて欲しい。(どんなだったか忘れちゃいましたが、アカペラ仕様でした)
- 約100分の1幕ものですが、これは1幕正解かな。短いという印象もなくちょうどいい長さ。
- Boxmanという役でボイスパーカッションがいることで、アカペラでもお上品になりすぎず間延びしないんだと思う。リズム隊がいないと賛美歌みたいになっちゃいそうだしw
- このBoxmanがソロパフォーマンスをする箇所がいくつかある。おそらくボイパの人は役者じゃないから、見せ場が必要なんだろう。だけどNYの地下鉄という設定のため、そんなに違和感はない。実際にメトロでパフォーマンスしている人はたくさん見かけます。
- とはいってもストーリー進行には何の関係もないシーンなので、蛇足といえば蛇足。
- ステージは縦長で座席が半円状に配置されている。小さめの劇場なのでどこに座ってもそんなに距離は感じなさそう。(Fun Home を上演していた劇場らしい)
- 縦長のステージってのがミソで、地下鉄っぽい演出が上手い。あんがい正面より左右の席から見る方がいいかも。
- 動画の曲を聞いておしゃれミュージカルを想像していたんだけど、ベースはコメディw でもコメディは大好物だしノープロブレム
- 何人かの登場人物の物語が平行して進んでいくのですが、一番メインなのが女優を目指すJaneで次がマラソンを走るAliのストーリー、とくにAliのパートは笑えるところが多い。
- それからNate。Janeと絡むキャラなんだけど、メトロカードが磁気不良で…というシーンがほとんどコント。それがまた傑作でw
- 他にゲイカップルのストーリーがあった。
- メインのJane役の女優、Margo SeibertはRockyでヒロインのエイドリアン役だったと教えてもらった。じゃあ見てるじゃん!ロッキーは可動式のリングで大笑いした記憶しかないからなー
- アカペラなので普通のミュージカル以上にピッチに気を使うんじゃないかな。美しいハーモニーを奏でるのは大変だと思うんだけど、どうやってクオリティを維持しているんだろうか?
- さらに、当たり前ですがアンダーの役者さんもいるわけで(私が見た回にもいた)、たまに交代で出演する時にいきなり合わせられるもんなのか? プロだから当たり前? そんな簡単なものじゃなさそうなんですが…
劇場にある宣材が結構おもしろい
劇場に入る前にキャンディの包み紙は全部開けておいてね。
アカペラに余計なビートは必要ないんだ。
ここで歌ってよ!
アカペラナンバーを撮影して友達にシェアしよう。
実際、終演後にパフォーマンスするグループを見かけました。
劇場から出てくる人々も結構足を止めていたね。
あんまり興味がないグッズですが、これに関してはMTAとタイアップしてin transitデザインのメトロカードを用意すればいいのに!と思った。
それなら買う、実際に利用できるし。今からでも遅くないからぜひ作って欲しい!
実際に見た後に知ったのですが、2010年に約1ヶ月オフで上演されていたものをもとにしているようです。出演者の人数も増えているのでだいぶ手直ししたのかな?
このオフ版の動画がYouTubeに幾つかありましたが、メインテーマともいえるDeep Bneath the Cityは演出は違うにせよ、ほぼそのままの形で存在していました。やっぱり核になる曲って初期段階でできているんだなぁ。
リン・マニュエル・ミランダが、製作中のミュージカルの曲としてハミルトンからホワイトハウスでパフォーマンスしたのもオープニング曲だったしね。
Fiddler on the Roof 以外の初見の作品の中では今回のベスト。本気でもう1度見たい!