Girl From the North Country

   

Girl From the North Countryはボブ・ディランの既存楽曲を利用したジュークボックス・ミュージカルだが本人の伝記的物語ではなくオリジナルストーリー。今回のBW滞在期間中に上演されている新作ミュージカルが10に対して9枠しかなく、映像収録されることになったこの作品はパスする予定だった。ところが昼前ぐらいにTKTS購入していたMr. Stuaday Nightの土曜ソワレが、マチネParadise Square開演待ちの客席でTwitterのTLから主演のビリー・クリスタルがコロナ陽性でこの日の公演がマチソワ両方ともキャンセルになったことを知る。そこで急遽見られることになったのだが、あらすじに目を通すことすらできなかったため正直なところ全然ついていけなかった。おまけにとても地味な展開で滞在5日目にして8本目ということもあり遂に睡魔との戦いが勃発w 爆睡していたわけではないが足りない英語力を観察と推測で補うこともできず3分の1も理解できていないと思う。なので物語部分については一切語ることがない。

小編成のバンドが舞台上の下手奥で演奏するのだがドラムセットだけが上手の手前に置かれている。ドラムセットのパートがない楽曲も多いのだが、ドラムを使う時に叩くのは登場人物つまりミュージシャンではなく役者である。本職がどちらかはともかく、台詞も多いし歌も歌うし、複数の人物(2人だったと思う)が担当する。ドラムが入るときは劇中でもバンド演奏のシーンで、入らないときは所謂ミュージカルシーンで劇中では音楽という扱いではないのか?と考えたのだがトータル理解が浅いので自信はない。

そもそもボブデュランもあまり聞いたことがないのだが、ジャンルとしてはフォークミュージックと認識していた。実際舞台上のバンドの編成もこじんまりとしていて静かというか地味めのアレンジを想像していたが、リードボーカルになるキャスト以外のほぼ全員がバックコーラスを担当するような曲も多く、想像していたよりは音楽的に楽しめた。

  • 右隣のカップル客が2幕にはいなくなった。ボブ・ディランのファン層というほどの年齢にも見えなかったので退屈だったのか?前の席の人がかなり大柄で見えづらかったので、肘掛けに寄ることができてかなり助かったw
  • Mr. Saturday Nightを見逃したのは本当に痛い。TKTSでは毎日50%で販売されていて、実はデジタルロトにも当たっていたぐらいなので(締切時間の関係で既にParadise Squareのロトを購入済みだったが)、秋に来れたとしてもそこまで持たないと予想する。昨日までに見ていれば間に合っただけに悔しすぎる。

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