BWスター35人が暴く迷惑な観客

      2016/06/09

ツイッターで分からなかった部分に関して教えていただきましたので、少し修正しました。(2016.6.9)

 

ツイッターのTLに流れてきた記事が面白かったので。
(写真はアイキャッチ画像がないと寂しいから貼ってあるだけで、内容とは何の関係もありません)

Pushy Parents to Loud Talkers: Broadway Stars Reveal Their 35 Biggest Audience Pet Peeves

でしゃばりな親から大声で話をする客まで

という感じでしょうか。
舞台に立つ俳優をいらだたせる観客の行為について語っています。
訳は適当で、明らかにきちんと意味が取れなかったものもあるので信用しないでくださいw
(ビリー・ポーターとか何を言ってるのか分からん)
変なところはツイッターででもご指摘いただけるとありがたいです。

 

Lea Michele ‘Spring Awakening’ (2006)
酔っ払って劇場に来ないで。観劇前にお酒を呑むのは楽しいけれど、飲み過ぎはダメ。
飲み過ぎの観客は大声で話をしたり、ステージ上に話しかけたり、眠りこけたりするのよ!
その後ステージドアで、舞台ですごく綺麗だったよ!って言われても嬉しくなんともないわ。

Daveed Diggs ‘Hamilton’ (2015)
とても礼儀正しい子供が並んでいても、後ろにいる親はこんな感じ。
「ハニー中に入らきゃ、もっと近くに」で、必死に写真を取らせようとする。
多分その子はありがとう!って手を振りたいだけなのに。
ステージドアで大切なのは交流で、写真撮影じゃない。
写真はインスタグラムにアップされるだけ、相手を見て話をするのが楽しいんじゃないか。

Jessie Mueller ‘Waitress’ (2016)
最前列に座っている人がステージ上にプレイビルをおいたの。
私にはそれが何かわからなかった。
いろんなシーンでステージの端の方も使うから心配だった。
それでカートを押してそこを通って客席に蹴り出したわ。
誰かの顔に当たらないように祈ったけど、やらなきゃならなかったのよ。

Hugh Jackman ‘The River’ (2015), ‘The Boy From Oz’ (2003)
大声で話をする人達。
ひそひそ話でさえ劇場ではうるさすぎるんだよ。
頭の隅でいつも考えている。聞こえてるってことわかってる?

Danielle Brooks ‘The Color Purple’ (2015)
最前列のど真ん中に座っていた明るい紫のシャツの女の子が、上演中ずっと口を動かしていた。
それで集中できなかった。私が歌うフレーズなんだけど!

Michael Cerveris ‘Fun Home’ (2015)
こちらからは見えるし、聞こえるし、劇場によっては匂いまで届くんだよ。
ドギーバック(飲食店で食べ残しを持ち帰る容器)は座席の下だとしてもね。

Laura Benanti ‘She Loves Me’ (2016)
明らかにショウを見ていない人が、たくさんの写真にサインをねだるのは好きじゃないわね。

Harvey Fierstein ‘La Cage aux Folles’ (2010), ‘Hairspray’ (2002)
44年にわたってステージ上から、観客のあらゆる振舞いを目撃してきたよ。
ローストチキンをまるごと抱えて座席を行ったり来たりする人、台本を書き取ろうとする人、帽子に仕組んだカメラでショウを録画しようとする人、フェラチオする男。
ホントだって、映画じゃないんだよ。

Megan Hilty ‘Noises Off’ (2016)
‘Noises Off’で、最前列の誰かが、ひどい匂いのポテトチップを食べていたのよ。
みんな吐き気がして、ほとんどお互いの話が聞こえなかった。
全員が体にはマイクはつけてなくてフロアにマイクがあったんだけど、殆ど役に立たなかった。
マイクが拾ったのはパリパリ食べる音と袋がガサガサする音だけ。
聞こえるのはそれだけ、匂いもそれだけ、みんなの意識もそれだけに気を取られた。
発狂しそうだったわ。

Alex Brightman ‘School of Rock — The Musical’ (2015)
子供は普通ショウに戸惑ってしまうけど、それは問題じゃない。
問題なのは無作法な両親の方で、自分だけはショウの間も携帯をオンにしてメッセージを見てもいいと考えている。
子供より大人との交流のほうが最悪だね。

Matthew Morrison ‘Finding Neverland’ (2015)
以前は、ショウは集中すること、耳で聞くこと、夢中になることで、記憶されるものだった。
ボクらがいつの間に人生のすべての出来事を写真に取らなきゃならなくなったのかわからない。
みんな劇場で写真やビデオをとっちゃいけないことを知っている。
それなのに、あらゆるショウが撮られている。
ボクもステージで全てが写真に取られているのを見ているし、物凄く集中力をそがれる。
写真をとっている人の後ろに座っている人がどれほど気をそらされているかなんてとても想像できない。

Kelli O’Hara ‘The King and I’ (2015), ‘The Bridges of Madison County’ (2014)
ステージドアでiPhoneで一緒に1枚写真をとっていいですか?と言われる時、753回ボタンを押すんだなって気付くの。
私達も1枚撮ってもいいかしら?
(この753回に何か意味があるのかな?)

Zachary Levi ‘She Loves Me’ (2016)
特にコメディの場合、皆んなうるさすぎないことを望んでいることもある。
熱中して、爆笑する。それが本当に楽しむ唯一の方法だって分かるでしょ。
とても控えめな人もいるけど、それでも話をするし、携帯もオフにしないね。

Renee Elise Goldsberry ‘Hamilton’ (2015)
ショウが終わる前からステージドアにいる連中、皆んなで大合唱(sing-alongs)してるのよ。
たまにうるさすぎて、‘It’s Quiet Uptown’(2幕の曲)、ステージ上ではとても静かにしている曲の途中で、外の連中が‘My Shot’(1幕の曲)を歌ってるのが聞こえる時があるわ。
ちょっとしたパーティになってるのよ。
私たちはステージ上で曲を聞くけど、外の連中が観客として曲を聞くとは思えない。
熱に浮かれた若者の巨大な集団で、実際にショウを見たことすらなく、ただ集まって近くで歌いだけ。
何かを祝う機会であれば、それも価値があるけど。
それと、たまに‘Yorktown’の最後で立ち上がる人がいるわ。1幕が終わったと思うのね。
あの人達はキング・ジョージの2曲めを見逃したことにいつ気付くのかしら?

Bernadette Peters ‘Follies’ (2011), ‘Gypsy’ (2003)
ショウの途中でプログラムを読むこと。
劇場に来たなら、ショウからストーリーを理解しなきゃ。
それで理解出来なかったとしたら、私達が悪いってこと。

Mark Strong ‘A View From the Bridge’ (2015)
観劇中に、キャンディーのような、ちょっと甘いものを食べようとする素敵な老紳士や老婦人を見かけることがある。
ゆっくり静かに開ければいいと思っているんだ。
開けるだけだろ?早くすませよ。たのむよ。
けれど永遠につづくのです。それが礼儀正しいと考えているから。

Patina Miller ‘Pippin’ (2013), ‘Sister Act’ (2011)
ステージドアでサインをしている俳優を引っ張るファンがいるわ。
私のパンフにサインしないでって。
それはNG、やめてちょうだい。 (2016.6.9修正)

Jonathan Groff ‘Hamilton’ (2015)
ショウの途中の居眠り。
だけどハミルトンでは見たことないね。

Linda Lavin ‘Our Mother’s Brief Affair’ (2016)
観客が大きな声で「今なんて言ったの?」と話していることがある。
その連中のためにもう一度セリフを繰り返したい時がある。

Michael Shannon ‘Long Day’s Journey Into Night’ (2016)
ショウの途中で写真を撮り始める連中、時にはフラッシュオンで。
それは本当にジェシカ・ラングをいらだたせるんだ。
やめてくれ!

Nathan Lane ‘It’s Only a Play’ (2014), ‘The Nance’ (2013)
私に関して言えば、ショウの間は飲食禁止で何の問題もない。
2,3時間の間、飲食も携帯も禁止が耐えられないなら、家にいてThe Bachelorette(TVショウ)を見るか、精神科の治療を探した方がいい。

James Monroe Iglehart ‘Aladdin’ (2014)
だれかがiPadを取り出して向きを変えたんだ。
録画かフェイスタイムをしている間、スクリーンはボクの方を向いているから誰にも見えないと思ったんじゃないかな。
けど、ボクには自分が踊る姿が見えたよ!
ボクがジーニーだって忘れてたんじゃない?
だから呼び出したのさ。
(They forget that I play the Genie so I can call them out, which I have. 最後のwhich I haveの意味が分かりません)

ボクがジーニーでなんだってできるってこと、忘れてたんじゃないかな?
だからお説教してやったんだ。劇中でね。

純粋な訳ではありませんが、英語の解釈というより状況を考えると舞台を演じる中で観客に注意をしたんじゃないでしょうか?
フォロアーさんの指摘ですがこの想像は当たってると思います。
ジーニーが踊ってるってことはFriend Like Meでしょうか?
その時のお客さんはなかなか貴重な体験ですよね。 (2016.6.9修正/追記)

Billy Porter ‘Shuffle Along, Or The Making of the Musical Sensation of 1921 and All That Followed’ (2016), ‘Kinky Boots’ (2013)
劇場にはギブアンドテイクな関係性がある。
ボクは笑顔や笑いを求めている。
観客が何の表情もなくそこに座っているなら、ボクは睨みつける。
Kinky Bootsを振り返ると、観客に直接語りかけることができた。
ボクはドレスを着た男で、ここに立ち懸命にやっている。
少なくともボクに微笑みかけることはできるだろう。
言いたいこと分かるよね?
(スイマセン、私の英語力では理解できませんw)

Lea DeLaria ‘The Rocky Horror Show’ (2000), ‘On the Town’ (1998)
とても年老いた人が最前列で眠っていた時。
以前Little Fishに出演していた時、ジェシー・タイラー・ファーガソンとオープニングナンバーのグループ全員でステージ上に出て行ったんだ。
ウソじゃないんだ。本当に腰の曲がった男性が眠っていた。
みんな、口をパクパクさせていた。「死んでるんじゃないか?」
水曜のマチネ、それはベッドタイムなんだ。
デニーズで食事をしてショウを見に行き、ベッドにつくのさ。

Gabriel Byrne ‘Long Day’s Journey Into Night’ (2016)
2,3年前にO’Neillの芝居をした。最前列にイヤホンをし誰かと踊っているガキがいたんだ。
2列目でセックスしてるガキもいた。
あんな体験をするなんて人生まだまだだね。

Andrea Martin ‘Noises Off’ (2016)
Fiddler on the Roofのあと、誰かが来て尋ねたの。
また面白いことしないの?って。

Mike Birbiglia ‘Thank God for Jokes’ (2016)
携帯電話は鳴るだけが問題じゃない。クソ電話の光。週に2回は見る。
ショウの最中にもメッセージをやり取りする奴らがいれば、その周りの暗がりにいる人の体験は台無しになる。
それも劇場体験の一部なんだ。
大事なことは全員が同時に劇場にいるってこと。
そんな時に携帯を光らせるのはマズイってこと。

Kyle Dean Massey ‘Pippin’ (2013), ‘Next to Normal’ (2009)
劇場内で反射素材のスポーツウェアを着ること。
スポーツウェアを気にしてるんじゃない、だけど中には交通標識のように光るものがあるんだ。
実際そこらじゅうで光っていて、気を取られる。
いつも目が行ってしまうんだ。何で?

Lisa Lampanelli ‘Stuffed’ (2016)
まだ子供がSippy Cup(フタ付きのカップらしい)で飲んでいて、自分も子供の世話をするためにSiipy Cupでワインを飲んでいるなら、多分そのガキは家においてきたほうがいい。

Susan Sarandon ‘Exit the King’ (2009)
テレビを見ている時のように話をする人達
その人たちのせいで聞き取りにくくなる。
観客参加には大賛成だけど、それはやり過ぎ。

Michael Urie ‘How to Succeed in Business Without Really Trying’ (2012); ‘Shows for Days’ (2015)
誰かが補聴器を使っていて、劇場が用意する聞き取りを助ける機器を使っている間、補聴器の電源をきるのを忘れていたら、補聴器はイライラさせる高い音を発する。
この奇妙な音、たいてい犯人は耳が悪い。これは悪夢である。
支配人か劇場の案内員がとんでいって可哀想な人を見つけあたりを混乱させるのを待つよりも、近くの観客が回りが困っていることを優しく注意しー実際に管理者からも推奨されているー親切に静かに素早く問題を解決した方がいい。

Michael C. Hall ‘Hedwig and the Angry Inch’ (2014); ‘Lazarus’ (2015)
時に咳き込むことを心配して、我慢するのに苦労しすぎているようだ。
多分、一旦退出してロビーで咳き込んだほうがいい。
だけど、個別包装された咳止めドロップをもっているなら、ショウが始まる前に包は開けておいてください。

Carol Kane ‘Harvey’ (2012), ‘Wicked’
(2003)
劇場内でのドリンクが許されるようになってから、氷の塊がそこら中でガシャガシャしている。
気になってしょうがない。聞こえるのは氷の音だけ。

Steven Pasquale ‘The Bridges of Madison County’ (2014), ‘Reasons To Be Pretty’ (2009); ‘The Robber Bridegroom’ (2016)
いびき。単に寝ているだけならかまわない、他のみんなと同じようにお金を払ったんだし。少なくとも他の人のように静かにしていてくれ。

Tony Danza ‘Honeymoon in Vegas’ (2015)
大嫌いな観客?劇場に来ないやつかな。

 

最後のTony Danzaはユーモアがあっていいですね。
迷惑な客でも金になる方がいいってことでしょうか?w

やっぱり結構見えてるものなんですね。
私も前回Finding NeverlandをB列で見た時、ステージドアで「前の方にいたよね?」って言われました。

ハミルトンの劇場外でSing-along大会やってる集団がいるってのがビックリ。
毎日いるんですかね?
ファンの集いなら他所でやっていただきたいです。
そうでなくてもハミルトンのステージドアは人多いんですから
hamilton01

Sippy Cup(リンク先は画像)って言葉は知りませんでしたが、幼児は連れてくんなってこと。
Sippy Cup of wineってのもあるんだ。
買ったことないけど劇場内のバーで売ってるアルコールはこれに入ってるんですかねぇ。

後は、スマホ光らせんな!ってのが多いのが予想通り。
これは本当に目障りです。
個人的にはひそひそ話はそこまで気にならないんですが、スマホの明かりはマジでかんべんして欲しい。
シアターゴーアーの人は、流石にそんな初歩的なマナーは問題ないと思うのですが、ちょっと気になったのが反射素材を使った服が困るって話。
自分は大丈夫だったと思いますが、正直そこまでは意識してなかったです。

最後に、BWやWEで見るときは時差ボケや疲れもあって睡魔との戦いは避けられません。
そこは今後も注意しないとなーと思います。
特に効率を求めて、水曜着の即マチソワという日程が多いので初日はほんとにしんどいのです。

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